Priority Health

解決策

2002年からOnBaseを利用しているPriority Healthは、エンタープライズコンテンツ管理ソリューション実装の拡大を決定しました。OnBaseは現在、Priority Health’のグループオンボーディングや収益サイクルプロセスのライフサイクル全体を管理し、予測可能なステップを自動化すると同時に、スタッフが知識主導の作業を完了できるようにしています。OnBaseをPriority Healthのエンタープライズコア管理プラットフォーム、Cognizant Facets®と統合 することで、保険会社はスタッフに会員情報に関する360度の全体像を提供しています。

コミュニケーションとコラボレーションを強化

スタッフがEフォームを作成して、グループメンバーシップの更新を行っています。スタッフがお客様のグループ番号を入力すると、OnBaseは自動的にFacetsのメンバーレコードの情報をフォームに入力し、手作業でのデータ入力を排除して時間を節約すると同時に、人為的ミスのリスクを軽減します。ネイティブの業務処理ツールは、フォームがキューに入ると自動的にスタッフに通知し、FacetsからコミッションIDを取得し、新しい情報で両方のシステムのレコードを更新してから、グループ管理チームにフォームを送信します。

コンプライアンスの確保

このような規制の厳しい環境では、業界標準と政府要件に準拠することが極めて重要です。OnBaseの導入により、Priority Healthは、グループのオンボーディングと収益サイクルのプロセスをスピードアップできるだけでなく、情報の正確性を確保し、処理後ではなく処理中にエラーを発見して修正することができるようになりました。OnBaseを導入する以前は、スタッフが毎日作成フォームに記入し、関連書類をすべて添付していました。今では、OnBaseは、Eフォームが5つの異なるライフサイクルを通過する際に精度を自動的に確認し、フォームの複製を品質チームに送信しています。エラーが発見された場合、スタッフはプロセスから文書をすばやく抽出し、必要な修正を行って、プロセスに戻して完了します。

優位性

従業員に全作業の全体像を提供：「グループオンボーディングプロセスのどの段階にあるのかを把握できることで、営業と収益サイクルのリーダーは透明性を確保し、必要に応じて作業の軌道修正やスピードアップを図ることができます」とPriority Healthのワークフォース管理担当部長のBill Selles氏が語っています。さまざまな部門のユーザーが、すべてのデータ、文書、プロセスにアクセスして、ケースやナレッジワークを管理します。登録パケットがどの段階にあるかにかかわらず、従業員は完了した作業の全容を把握でき、承認が必要な文書が作成されると通知されます。

優れた迅速なサービスの実現：「OnBaseのプロセス自動化で、Priority HealthはメンバーのIDカードを時間通りに入手できるという自信を持ってビジネスをグループの発効日に近づけることができます」とSelles氏が述べています。プロセスのスピード、正確性、容易性が向上したことで、Priority Healthはより迅速かつ正確に会員を登録し、カスタマーサービスエクスペリエンスをを向上させています。各部門は、OnBaseレポートを介して在庫と納期を追跡しています。この指標はPriority Healthのリーダーシップにとって不可欠であり、各部門の生産性を測定し、潜在的なボトルネックを特定することができます。

監査の改善：手作業や紙ベースのプロセスに依存すると、重要な文書が組織内の分散した場所に保管されることになり、規制の準拠やエラーの検出、サービスレベル契約のタイムライン内にとどまることが困難になります。OnBaseの使用では、従業員がリアルタイムでエラーを修正できます。さらに、OnBase は、完全に可視化した監査可能な証跡を使用してすべての情報を電子的に保存するため、規制への準拠やエラーの検出、サービスレベル契約のタイムライン内での維持が困難になります。